愚痴

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    【6月の教会長メッセージ】

    5月は、こどもの日、母の日、そして神戸まつりがあり、神戸開港150年を祝い、サンバパレードと共に青年の日の意識を高め平和行進を行いました。すべてを有難い現象に変え、笑顔の実践で感謝の一日となったのではないでしょうか。今月も、一食を捧げる運動の募金を青年の日の活動として行います。6月は、梅雨に入り、ナイーブになりがちな心を下半期に向けて充実させていきたいと思います。

     

    今月の会長法話は、【愚痴をいわない】。「知っている」という思いこみから、相手を責める心で愚痴を言ってしまう、道理がわかれば 反省でき、「仏の説法」と受け止めることができるとご指導を頂きました。「痴」は、疒(やまいだれ)のなかに知と言う字。いわば知が病気で全体がわかっていない「おろかさ」です。「愚」はまわりくどく、心のはたらきの鈍い「おろかさ」を示しており、愚痴とは「いっても仕方のないことをいって嘆く」という意味があるそうです。愚痴から抜け出せないのは、「絶対間違いない」という錯覚にとらわれているからで愚痴の原因のひとつ。私が正しいというその心を省みると、ものごとに対する洞察が深まり、不平不満の対象が「仏の説法」と受け取れます。

     

    仏の教えに親しみ、朝夕のご供養の経力で、愚痴をこぼしそうなときにも智慧の心がそれを鎮めてくれます。このことは「愚痴多き者には智慧の心を起さしめ」と経文にあります。よりしっかりと自分のものにするには、「真実の道理」を知ること。この世のあらゆるものが一つにつながるご縁によって生かされている(諸法無我)という事実がわかると、感謝できて、愚痴が出なくなる。また、経文に、「若し愚痴多からんに、常に念じて観世音菩薩を恭敬せば、便ち痴を離るることを得ん」ともあり、私も観音さまのような慈悲の心・人に対する思いやりの心をもちたいと願う心が愚痴の行動を押しとどめてくれると会長先生はおっしゃいます。愚痴をまったく言ってはいけないとなると苦しくなる方もいるかもしれません。聞いて頂くときは自分より少し前を歩くリーダー(半歩主義)に愚痴を聞いて頂き、成長に繋げていくことが大事です。心理にそったものの見方、受け止め方にたちもどりましょう。   合掌



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